sugao2004-10-19

動物と目が合ったり、会話をしたという覚えはあまり無い。しかしこの時は少し違った。この牛はカメラを向けた途端ふり向くと、その場を離れるまで僕をじっと見つめ続けた。黙って見つめてくるその存在感に足がすくむような気すらした。君は何を思い僕を見ているのか?われわれは君たちの命を取り食べもするが、同じ空気を吸い水を飲みこの星に生きることになんら違いは無い、つながりあういのちである。
罪悪深重という言葉を思う。