引っ越しました。http://blog.livedoor.jp/sugao1/

カナネイアというブラジルで最も古い町のひとつに遊びに行った。500年ぐらいの歴史になるのだろうが、ここはそのまま時が止まってしまったようだ。小さな漁師町で漁業と時期的な観光に支えられているそうです。

開きのつかない心のままに念仏申す。

本日はブラジル仏教連合会によってお釈迦様のお悟りをお祝いする成道会が勤まりました。連合会は浄土真宗(西本願寺と東本願寺)、浄土宗、曹洞宗、真言宗、日蓮宗の6つの団体で成り立っています。成道会は回り持ちで毎年担当のお寺で勤められます。

人間に生まれたのは如来の本願を聞くためである。 このことをいつか誰にでもわかりやすく説けるようになりたいものです。

歴史的にブラジル最大の宗教はカトリック教でありますが、芸術的にはバロック様式の物が多いようです。ブラジルのミケランジェロとも称されるアレイジャジーニョの作品はミナス州の教会で多く見られます。

20世紀を特徴付けアメリカに代表されるポップ文化の性格とは? 1.わかりやすい 2.気持ちがいい 3.図体がでかい 4.乾いている MASP(サンパウロ美術館)で現在行われている『印象派・名作100点』とペドロ・アルモドバルの新作『バッド・エドゥケー…

『まあ今日は飲めや!!』 −いやあ、実は撲まだ胃潰瘍の薬飲んでるんですよ 『しかしブラジルのビールはうまいなあ』 −ほんと、よく冷えてて・・

こんな家で時間を忘れて暮らしてみるのもいいだろなあ。

現代人は忙しい。その字の示す通り心を失いつつ過ぎ行く日々。 この日本語で言うところの“心(こころ)”、ポルトガル語では少なくとも3つの言葉が考えられる。Mente(精神)、Coracao(心、心臓)、Alma(魂)。

日はまた昇る(カルトーラ) 笑顔で生きてゆきたいと願う 泣きながら青春を過ごした 嵐の終わり 日はまた昇る この悲しみの終わり まただれか愛する人を探さなくては・・ カルトーラのサンバが好きだ。2年前ネイ・マットグロッソがカルトーラを歌った素晴ら…

サンパウロは落書きの宝庫です。 (直訳)“不適任は反抗を呼ぶ” 後ろに描かれているのは政治の中枢ブラジリア。『あいつらがろくな仕事せんから悪い輩が減らんのだ!!』とでも言いたいのでしょう。 さて先日の“仏教の救い”だがブラジルに来て以前以上にこだ…

しまった。昨日の写真を僕の近況として高校時代の同級生の連絡メールで知らされていた。ご心配なく。髪切ったついでにちょっと遊んだだけ。凹んでもラリってもいません。−しかしちょっと風邪をひいた。面白い物で風邪を引くといつもは考えないようなことを考…

昔タクシードライバーという映画があったが、アメリカも変わったような変わってないような・・ 『仏教は宗教なのか?』と問う人が多い。というのも仏教が西洋的な宗教概念とはずいぶん異なるからだろう。そういう人たちは主に宗教というより哲学のようだと言…

ここのところボーとして数日間過ごしている。大事に過ごすも1日、ろくな仕事もせずボーっと過ぎゆくも一日。情けない。足元を見失っているときに自分に迷うのでしょう。

一日小旅行に行きました。ここパラナピアカーバはイギリス人が鉄道を敷くためにやって来て住み着いた町で、サンパウロから電車で一時間半その後バスで20分と近場ながらも多くの自然が残り時間が止まったようなところ。 先輩のSUGIYAMAさんはイギリスの遺産と…

“選ぶ”ということ。映画『マトリクス』がそんな感じだったが、これはもしかしたら21世紀のキーワードなのでしょうか? 高光大船という僧侶の言葉『人の手本になることはできんが、見本ぐらいにはなれるかもしれない』いいなぁと思う。人のお手本にはとてもな…

いろいろな場面でMais ou Menos(マイズ オウ メノス)という言葉を聞く。日本語で言う“まあまあ”。Jogo de cintura(ジョゴ デ シントゥーラ)という表現もある。これは“腰の動き”といった意味で“柔軟性”を表す。ブラジルのサッカー選手、サンバやパゴッヂ…

日本人がポルトガル語を学ぶことは容易ではない。そのことは在ブラジル日本人の歴史が証明している。話すことも読むことも難しい。ブラジル人が日本語を修得する難しさも同様だ。この2年半のブラジル滞在中ポルトガル語学校をいくつか転々とした。今も言葉に…

ブラジルにおいては仏教を含めた深い東洋の精神文化を伝えてゆくこと、そして日本にはラテンというかブラジルトロピカル?文化の素晴らしさを紹介してゆくことが、今とても重要であるという勝手な思いをもって私は生きている。それが現在の私の仕事の原点だ…

ブラジルは果物が豊富な所だ。マンゴーやバナナだけでも何種類もある。パパイア、パッションフルーツ、オレンジ、スイカ、メロン、ブドウ、グアバ、アセロラ、パイナップル、モモ、スモモ、カランボーラ、カジュー、ジャブチカーバ、アサイ、アテモイア、ク…

『この人生で一体自分は何をしているのか?』なんてふと考える。そんなことを考えるのは日常がなんだか繰り返しのようになっているときが多い。その後大きく生活が変わったということもないがときどきそんなことを考えるのは好きである。以前は『人生におい…

先日“Doces Barbaros(甘い野蛮人たち)"という映画を観に行った。カエタノ、ジル、ガル、ベターニアの4人が共に行った巡回コンサートを記録した78年作のドキュメンタリー映画だ。この日記のタイトルのトロピカリアもそのあたりから来ている。この一連の…

ただいま第28回サンパウロ国際映画祭が行われている。66ヶ国から268の映画が来ているそうな。日本映画からは『誰も知らない(是枝裕和監督)』が紹介されているが、評判は高く一度目はチケットが売り切れていて入れなかった。2度目の挑戦で昨晩観に…

念願の『エグベルト・ジスモンチ』のコンサートへ行った。息子アレシャンドレとの共演で行われたこの度のShow(コンサート)。デビュー以来真の音楽家/芸術家として生き続けてきたジスモンチ。その芸術家としての苦労はただならぬものであったろう(彼の作品…

11月2日はブラジルではフィナードス(万霊節)といわれる祝日で、今日はお寺でもお墓参りの人が後を断たない。

ブラジルのアパート・マンションには必ずといっていいほど一階にフェスタをするための広間のような空間があります。昨日はそこを借り親戚、友達を呼んで引越しをお祝いしてのフェスタを開きました。 本日の献立は巻き寿司、中華風おこわ、マグロと鮭の刺身、…

“人生とは旅である” 無理することなく最近そんなことを考える。静かな夕方などに人生の実相としてふと思う。さまざまな人やできごとに出会い、もまれつつも営まれ運ばれゆく人の一生。 あてのない旅もその一つだが、旅には旅の行方があったほうがいい。予定…

昨年ブラジルで販売されたコンピューターの70%が不法コピーの物だったそうである(ちなみにワースト1位が中国73%、2位がアルゼンチン71%)。道端ではやはり販売許可を持たない不法の行商人が列をなし主にパラグアイから流れて来るともいわれる安い…

教育とは常に大きな問題である。ブラジルにおいても結局のところ社会を良くするにはこれが鍵であるという人が多い。ブラジルは教育事情においても日本との違いが著しい。ここでは今もポルトガル語が読めない書けないという人がかなりあるし、“子供に労働させ…