sugao2004-10-30

昨年ブラジルで販売されたコンピューターの70%が不法コピーの物だったそうである(ちなみにワースト1位が中国73%、2位がアルゼンチン71%)。道端ではやはり販売許可を持たない不法の行商人が列をなし主にパラグアイから流れて来るともいわれる安い中国製品、コピーCD/DVD等を本物の6分の1ぐらいの値で売っている(写真参照)。強盗が入ろうと人が殺されようと警察は犯人を捕まえられず、やられたほうは泣き寝入りするしかない。それがいやなら高い保険を払うか警備をつけるか自己防衛をするしかない。それでも駄目なときは駄目だが・・ここはそういう国だ。
道端の行商人を見て正直なところタクマシイなぁと感じる。俺たちだって食わしていく家族があるんだよと全身で表現しているようだ。法で取り締まれないこの世界の現実をつくづく感じる。
『自分の命は自分で守る』−南米の鉄則である。