sugao2004-10-26

先日は日本の自殺について書きかけ、日本の人間関係の難しさを挙げた。書きかけてしまった以上中途半端に終わらせたくないと思った。またその記事の中には仏教の影響について触れている箇所もあったが、それは“日本の中心的な宗教である仏教や神道では自殺を罪と見ない”ということだった。この点に関しては確かに仏教のスタンスはブラジルの中心となるカトリックとは大きく違う。しかしそれだけでは舌足らずであろう。
23歳の時幼馴染で一番の親友を自殺で失くした。悩みに悩み抜いた後彼は逝った。共に悩んで過ごした仲だった。  今でも残念に思う。いかに私たちの迷いが深く、生きるということが厳しく難しいことかと思う。
17の頃悲しみを知り、悩み続けた。どうにか生きることに楽しみを見出せるようになってきたのは23,4の頃からだったろう。何に悩んでいるのかもわからなかったが、生きることが苦しかった。
今頃一つ思うことは「受け入れられずぶつかり続けた相手は“自分の愚かさ”だったのではないか」ということだ。