sugao2004-10-23

ブラジルで最も読まれている週刊誌“ベージャ(見ろ!!)”
最新号の“ベージャ”では日本の自殺について取り上げられていた。世界の裕福な国の中で日本の自殺率は最も高いそうである(アメリカの2倍、ブラジルの6倍)。現代日本の自殺率が異常に高く、世界を震撼させるニュースの一つであることはどなたもわかっておられると思う。その背景は様々であるがこれも一口で言えば“文化”の問題である。
言葉遣いも含めて日本人のコミュニケーションならびにアイサツ・シキタリは日本人の私にも極めて難しい。学生時代からあの体育会系の縦社会に馴染めずタメ口をきいて、先輩から“生意気な奴”とかなりやられてきた。今ブラジルに来てやっとあの気苦労から開放されている(今でもたまに日本人と話す時にはあるが)。
いまさら2000年の日本文化にケチをつける気は無いが、いわゆる“横の関係”の尊さが日本人にはわかるのだろうか?ここでいうコミュニケーションとは人との“距離感”“話し方”“触れ合い”“付き合い方”を含めた総体である。
冷え切った日本の中でほんとうにいのちのつながりが感じられるか?いのちの叫び声が聞こえているか? 一日本人若者の叫び声として・・